数年前、玄関の鍵が壊れるトラブルに遭いました。元々、空き家だったのを一部リフォームして住んでいたような家だったので、ガタがきていたことは重々承知でしたし、設置されていた鍵も、鍵穴が合致しにくい、鍵を何回か回し直さないと開かない、などの問題点は常にあり、不便さを感じていました。 そしてある日、ついに完全に壊れてしまい、鍵をかけることが出来なくなりました。何度も鍵を指して回しても、部品が上手に噛み合わないようで、力を入れたり少し角度を変えてみても、いい結果は得られませんでした。 そこで母とホームセンターに行き、自分達で部品を買って、有り合わせの工具を使い、自力で鍵を付けることにしました。壊れた鍵を一旦全て取り外す所までは順調でしたが、いざ新品を付けようとすると、なかなか思うように進みません。部品を付けたいドアの所と、部品自体の大きさが数ミリ程違うようで、女性2人の力をもってしても、一向にはまりませんでした。仕方ないので、ドアの一部をやすりで削り、無理やり部品をはめ込む作戦に切り替えました。おそらく30分くらい、やすりでドアの部分を削り続け、最大限の力を加えて、新品を取り付けることに成功しました。素人技術でしたが、今でも鍵は不調を起こさず使い続けています。 最初は鍵の修理を業者に依頼しようと思いましたが、想像以上に値段が高かった為、自力で頑張るという選択肢を選びました。おおよそ3時間くらいかかり、本当に大変でイライラすることもありましたが、いい経験が出来たことと、格安で修理が出来たので結果オーライだと思っています。