学生時代、母親の車を使って友人2名と他県へ海水浴へ行きました。一日中、海で騒いで泳いでで楽しんだ後、帰りの車に乗車する際に事件は起こりました。 「車の鍵がない…」 海水浴中、海の家のロッカー等に預けることなく、砂浜にカバンを置いて遊んでいました。おそらく持っていたカバンが何年も使い古したものでヨレヨレだったため、持ち歩いた際に中に入れていた車の鍵が落ちたのだろうと、友人に協力してもらい既に暗くなり始めた砂浜で鍵の捜索を行いました。 1時間、2時間と時間はどんどん経過しましたが、車の鍵は一向に見つからず途方に暮れました。 ついに観念して、携帯で鍵の業者を検索し、いざ連絡。現場に到着するまで、1時間くらいかかるとのことで、そこからまた1時間待ち…。 ようやく鍵の業者が到着したころには、辺りは真っ暗。業者のおじさんはその場で鍵の型を取り、新たな鍵を作成。ようやく車のエンジン音が聞けてホッとしたのもつかの間、請求金額はまさかの10万円。しかもカードでの支払い不可とのことで、その場で現金払い。優しすぎる友達は割り勘してくれて、本当に申し訳なさすぎて謝罪の言葉も見つからず。海で遊んだ後で合計6時間程度、無駄な時間を過ごさせてしまい、疲労困憊で帰路につきました。 家に帰れたのは良かったもののあともう一つ問題が…。母親の車を使用していたため、一番損害を被ったのは私の母でした。疲労困憊の中、コンコンと夜中までお説教をくらい、忘れたくても忘れられない鍵のトラブル体験になりました。もう絶対に体験したくありません。